愛知県名古屋市を中心に活動する吹奏楽団です。


指揮、トレーナー

岡田 望
名古屋芸術大学器楽科(トランペット専攻)卒業。
同大学研究生修了。
トランペットを星順治、亀島克敏、栃本浩規の各氏に師事。
古楽器奏法を竹本義明、マイケル・レアードの各氏に師事。
チャールズ・シュルーター、ジョゼフ・ドキシー、ジェームス・トンプソンのマスタークラスを受講。
大学在学中より、NPO法人中部フィルハーモニー交響楽団に在籍し、14年間オーケストラプレイヤーとして活動する。2013年、同団を退団。

演奏活動と同時に、指揮法、スコアリーディングを古谷誠一、稲垣雅之の両氏に師事し、コンクールバンドから市民オーケストラまで数多くの団体のトレーニングコンダクターを歴任している。
基礎理論と自身の演奏経験に基づいた指導が評価され、幅広いジャンルのトレーナーとして音楽活動の場を拡げている。

客演指揮者(第23回・第25回定期演奏会)

吉田 行地
5 歳より子供のための音楽教室に入る。音楽の手ほどきを萩原洋造、萩原房子両氏に受ける。10歳よりクラリネットを萩原定夫氏に師事。早稲田大学を経て、1991 年洗足学園音楽大学付属指揮研究所入所。1996 年同研究所修了。指揮を秋山和慶、河地良智、尾崎晋也、湯浅勇治の各氏に師事。これまで札幌交響楽団、東京交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、広島交響楽団、九州交響楽団、大阪市音楽団(現Osaka Shion Wind Orchestra)、東京佼成ウインドオーケストラ、広島ウインドオーケストラ、ルーマニア国立サトゥ・マーレフィルハーモニーオーケストラ、ルーマニア国立トゥルグムレシュ交響楽団、などに客演。2004~2010年にはNPO法人中部フィルハーモニー交響楽団の指揮者を務めた。また、劇団四季のミュージカル「美女と野獣」ロングラン公演の指揮や、槇原敬之オーケストラ・コンサート「cELEBRATION」の指揮等、クラシックにとどまらない多彩な音楽活動を行なっている。大阪市音楽団には2003年より度々客演し、「ニュー・ウインド・レパートリー」「ミディアム・グレード・セレクション」等録音も多く、2015年度全国吹奏楽コンクール課題曲の参考演奏では指揮者を務めた。現在、日本大学芸術学部客員教授、洗足学園音楽大学、桐朋学園大学非常勤講師。

客演指揮者(第24回定期演奏会)

井村 誠貴
1994年大阪音楽大学コントラバス科卒業。在学中よりオペラ指揮者として各地で研鑽を積み、これまでに菊池彦典氏をはじめ、多くの日本を代表する指揮者のもとでアシスタント・コンダクターとして多くの公演に携わり高い評価を得ている。
オペラレパートリーも50演目を越え、主要作品の他にもオペレッタや邦人作品の初演にも力を注いでいる。中でも喜歌劇楽友協会におけるJ,シュトラウスⅡ「ウィーン気質」の邦人初演は注目を集め、高い評価を得ている。2001年イタリアに留学。現地ではAs. Li. Coの北イタリア・オペラ公演ツアーに同行し、副指揮者として高い評価を得た。2013年には年間オペラ公演回数が日本人第1位になるなどオペラ指揮者としての地位を確立。管弦楽では、京都フィルハーモニー室内合奏団を中心にコンサートを定期的に行う一方、大阪交響楽団、オペラハウス管弦楽団、京都市交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、セントラル愛知交響楽団等を客演。また岐阜県交響楽団、大阪市民管弦楽団等との定期演奏会を客演指揮するなど、アマチュアオーケストラの分野においても貴重な存在となっている。さらにOsaka Shion Wind Orchestra(旧大阪市音楽団)、シエナ・ウィンド・オーケストラ、ナゴヤディレクターズバンド等の吹奏楽団との関係も深く、その分野でも注目を集めている。近年はミュージカルにも活動の場を広げ、1999年の「ラ・カージュ・オ・フォール」(市村正親)を皮切りに、「マイ・フェアレディ」(大地真央)、「レ・ミゼラブル」(山口祐一郎)、「ペテン師と詐欺師」(鹿賀丈史)、「The Musical AIDA」(安欄けい)、「キャバレー」(藤原紀香)のロングラン公演を成功させライヴCD及びDVDを発売。また、岩崎宏美や、南こうせつ、 夏川りみ、佐々木秀実、といった実力派シンガーとの共演も多く、コンサートでの軽妙なトークも話題となっている。また、「浪速のモーツァルト:キダ・タロー」の作品の編曲も手掛け、キダ・タローとのコンサートも話題となっている。その活動の幅は指揮活動だけにとどまらず、オペラ演出、企画構成、さらには作曲、編曲、作詞も手掛け、マルチな才能を発揮。2011年には「岐阜3000人の第九」を成功に導くなど、多方面で大きな役割を担っている。2014年には、自身の企画により「ベートーヴェン振るマラソン!」と題して、一日でベートーヴェンの全交響曲を一人で指揮。そのギネス級の活動には大きな話題となった。2011年東日本大震災を受け、毎年チャリティコンサートを開催。8回の演奏会で4500万円を超える義援金を届けた。クラシック音楽にとらわれない幅広いジャンル、年間100公演近くに及ぶ実績と、繊細且つダイナミックな指揮は、多くのファンを魅了し続けている。指揮を湯浅勇治氏をはじめ、松尾葉子、広上淳一、辻井清幸の各氏に師事。現在、オーケストラMFI指揮者。春日井市第九演奏会音楽監督、関西音楽人のちから『集』代表。